犬は犬で。
2015年 11月 02日
外飼いの我が家のお犬様は働きものだ。しかも、己の考えと信念で仕事をしている。家を守るため、飯を食うため、住処を守るため、犬でいるため。なんて渋いんだろう。かっこよすぎるでしょ!
家人、特にわたしが帰ってくると途端にしゃべりだす。
ねぇ!散歩!行こ!今!ねぇ!ほら!もぉ~待ってたんだからぁ。ね!ほら!さあ!行こ!散歩!・・・
行くまで延々この調子で呼ばれ続ける。待たせ続けるとそのうち声色や調子を変えてきたりする。
おい!こら!おぅ!おら!まだか!俺だって仕事してたんだぞ!だろ?!なぁ!マジ!こら!・・・
正直、うるさいし、一息ついてからにしたい。疲れて帰ってきたというのに、コーヒー1杯分の余裕すらくれない。かたくなに、ひたむきに、玄関をじっと見つめて呼び続ける。わたしが縁側から覗いても、気づいているくせに見向きもしない。縁側用のサンダルでは散歩には出かけないと、彼は何時からわかっているんだろう。
ねぇ~もう行こうよぉ~!いっつもまたせるんだからぁ~!
玄関からスニーカーで出て、リードをつかむ。ハッ!という短い息で軽く飛び上がる。まるで
よしゃ!!
と一声発したかに聞こえる。犬を飼うまで、こんなに生き物とココロで会話できるものだとは知らなかった。溺愛はしていない。むしろ雑な飼い方をしていると思う。残飯だってあげている。めったに洗ってやらない。それでも、こんだけココロで会話できるんだから、わたしはちゃんとこいつの飼い主やってると思う。
スヴェンとクリストフみたいに、閉ざされた真冬の森の中でも、彼がいれば私は延々しゃべってられると思う。
家人、特にわたしが帰ってくると途端にしゃべりだす。
ねぇ!散歩!行こ!今!ねぇ!ほら!もぉ~待ってたんだからぁ。ね!ほら!さあ!行こ!散歩!・・・
行くまで延々この調子で呼ばれ続ける。待たせ続けるとそのうち声色や調子を変えてきたりする。
おい!こら!おぅ!おら!まだか!俺だって仕事してたんだぞ!だろ?!なぁ!マジ!こら!・・・
正直、うるさいし、一息ついてからにしたい。疲れて帰ってきたというのに、コーヒー1杯分の余裕すらくれない。かたくなに、ひたむきに、玄関をじっと見つめて呼び続ける。わたしが縁側から覗いても、気づいているくせに見向きもしない。縁側用のサンダルでは散歩には出かけないと、彼は何時からわかっているんだろう。
ねぇ~もう行こうよぉ~!いっつもまたせるんだからぁ~!
玄関からスニーカーで出て、リードをつかむ。ハッ!という短い息で軽く飛び上がる。まるで
よしゃ!!
と一声発したかに聞こえる。犬を飼うまで、こんなに生き物とココロで会話できるものだとは知らなかった。溺愛はしていない。むしろ雑な飼い方をしていると思う。残飯だってあげている。めったに洗ってやらない。それでも、こんだけココロで会話できるんだから、わたしはちゃんとこいつの飼い主やってると思う。
スヴェンとクリストフみたいに、閉ざされた真冬の森の中でも、彼がいれば私は延々しゃべってられると思う。
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by soltandlemon
| 2015-11-02 16:16
| ひと