忘年会。
2015年 12月 30日
婚約解消から一転、二人の記念日に入籍した友人カップルを迎え、年忘れおめでとう会に出掛けた旦那。みんなここが地元だから、帰りは徒歩かお迎えか。徒歩組は、さながら集団下校だ。そして家に帰るまでが遠足とばかりに、帰り道もしゃべり込むのだろう。たぶん絶対、今日は午前様だ。
こっちはこっちで子どもたちと忘年会をやることにした。普段は控えている炭酸ジュースを買って、クリスマス会で出し忘れたクラッカーを鳴らしてだらだらとバラエティを見て笑った。子どもって、2~3歳でしゃべれるようになってすぐから「むかしは~」とか「小さい頃は~」とか言うから可笑しい。なにその時間感覚。こっちはそのすべての成長を見守ってきているというのに、そのちっちゃいよちよちした体の中にすでに己の時間軸があって、己の宇宙を構成するすべてがすでに備わっているなんて。うちの子どもたちはもうよちよちはしていないけれど、それでも「きょねんは~」とか「今年の夏は~」なんて言葉で話し始められると、内心感動する。歴史を刻む同じ人間であることに、驚かされる。
子どもたちとの宴も、順次お風呂に入る頃には終わり、わたしはリビングを片付け始めた。子どもたちは”酔っぱらったお父さんが帰ってくる準備”を始めた。つまづかないようにとリビングの家具をすべてはじに寄せ、テーブルの上には胃薬とコップを乗せたトレー、床には即席のゴロ寝スペースが作られた。普段通り脱ぎ散らかしてあった玄関まで、キレイに片付けて完了。どんだけべろべろで帰ってくる想定なんだろうか。想像力をすごい働かせて、思いつく限りの思い遣るということをしていた。
婚約した友人とも同級の友人の親が、ずっとやっていたお店を今日閉めるという。わたしたちの親は、ぼちぼちそんな年なんだと、気づかされる。暗い話だとは思わない。ただ、子どものころより季節の移ろいにワクワクしないのは、もう子供じゃないからなんだなと、当然のことを思った。
こっちはこっちで子どもたちと忘年会をやることにした。普段は控えている炭酸ジュースを買って、クリスマス会で出し忘れたクラッカーを鳴らしてだらだらとバラエティを見て笑った。子どもって、2~3歳でしゃべれるようになってすぐから「むかしは~」とか「小さい頃は~」とか言うから可笑しい。なにその時間感覚。こっちはそのすべての成長を見守ってきているというのに、そのちっちゃいよちよちした体の中にすでに己の時間軸があって、己の宇宙を構成するすべてがすでに備わっているなんて。うちの子どもたちはもうよちよちはしていないけれど、それでも「きょねんは~」とか「今年の夏は~」なんて言葉で話し始められると、内心感動する。歴史を刻む同じ人間であることに、驚かされる。
子どもたちとの宴も、順次お風呂に入る頃には終わり、わたしはリビングを片付け始めた。子どもたちは”酔っぱらったお父さんが帰ってくる準備”を始めた。つまづかないようにとリビングの家具をすべてはじに寄せ、テーブルの上には胃薬とコップを乗せたトレー、床には即席のゴロ寝スペースが作られた。普段通り脱ぎ散らかしてあった玄関まで、キレイに片付けて完了。どんだけべろべろで帰ってくる想定なんだろうか。想像力をすごい働かせて、思いつく限りの思い遣るということをしていた。
婚約した友人とも同級の友人の親が、ずっとやっていたお店を今日閉めるという。わたしたちの親は、ぼちぼちそんな年なんだと、気づかされる。暗い話だとは思わない。ただ、子どものころより季節の移ろいにワクワクしないのは、もう子供じゃないからなんだなと、当然のことを思った。
#
by soltandlemon
| 2015-12-30 23:23
| ひと